初詣 京都七福神めぐり 2/3 後編

 午後は徒歩で、残り5つのお寺を巡ります。古い街並みの路地や、御所の脇を歩いていると、「京都の七福神めぐりをしているんだなぁ」という気分が盛り上がってきます。

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3.大福寺(布袋尊)

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 3つ目のお寺、大福寺は、本堂が直接道路に面しているという市街地らしいお寺です。本堂の左わきに「ご用の方はお知らせ下さい」との札がかかっていましたので、インターホンを押しますと、お寺の方が私達を本堂の中へ招いて下さいました。中は外観からは想像もつかないような立派な内陣が構えられていて、その脇でお寺の方よりご朱印を頂きます。ご朱印を待っている間、お寺の中を見回していると、私、孔明が「思わぬ物」を発見したところ、お寺の方がその「思わぬ物」について詳しく解説して下さいました。「思わぬ物」については、お寺の方が「参拝された方だけに特別に」とのことですので、このBlogでは伏せさせて頂きます。「思わぬ物」が気になる方は、真摯な気持ちで参拝して確かめてみてください。(昨年の大河ドラマ「八重の桜」にちなむ一品です)

4.革堂(こうどう) 行願寺(寿老神)

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 4つ目のお寺は、革堂行願寺。山門をくぐると、市街地の真ん中とは思えない位に立派な本堂が姿を現します。このお寺は、「京都七福神」の他、「都七福神」「京の七福神」の寿老神も兼ねており、また西国第十九番札所でもあるため、本堂左手の寺務所にはご朱印を求める方がひっきりなしに訪れていました。私達も本堂にお参りした後、皆さんに交じってご朱印を頂いてきました。
 ご朱印を頂いてから境内を巡っていると、午後の暖かい日差しの中、地元の方が猫と触れ合っていたのが印象的でした(写真右上)。

新島旧邸 見学

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 次のお寺を目指して丸太町通から寺町通を北へ上っていますと、右手に瀟洒な洋館が目に留まりました。昨年の大河ドラマ「八重の桜」で、主人公:八重と夫の新島襄が暮らしていた「新島旧邸」です(写真左上)。見学は原則予約制ですが、「空きがあれば見学できる場合があります」と入り口に書いてありましたので、ダメモトで受付へ行ってみたところ、OKでしたので、見学させて頂きます。新島旧邸は、見た目は洋館ですが、洋窓の上に障子の明かり取りがあったり、室内は畳敷きの床に洋テーブルや洋椅子が置いてあったりと、洋の中に絶妙に和の意匠が違和感なく取り入れられた和洋折衷の空間でした。
 この「新島旧邸」、公開は2014年3月31日までで、それ以降はメンテナンスに入るそうですので、見学されたい方はお早めにどうぞ。そして、できるだけ事前に予約をお願いしますとのことです。
●新島旧邸
 京都市上京区寺町通丸太町上ル松陰町
 10:00~15:30 火曜休館 予約はWebで
 電話番号:075-251-3042
 見学料:東日本大震災復興協力金として1人1口300円を志納

5.清荒神 護浄院(恵比寿神)

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 新島旧邸を見学した後は、5つ目のお寺、清荒神護浄院。「京都の荒神さん」として親しまれているお寺です。お寺は節分祭の準備の真っ最中で、お寺の回りには節分祭の横断幕や旗が立ち並び、境内には紅白の垂れ幕が張られて華やかな雰囲気でした。
 本堂にお参りした後、寺務所へご朱印を頂きに行きます。こちら清荒神護浄院では、1.遣迎院のご朱印も記帳してくださいますので、恵比寿神と福禄寿、2つのご朱印を頂きました。

6.廬山寺(毘沙門天)

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 私達は清荒神譲浄院からさらに寺町通を北へ歩いていき、本日6つ目のお寺、廬山寺へ。御所に面しており、皇室ゆかりのお寺ということもあって、山門は皇室の方専用の大きな門と、私達下々の者用の2つの門を構えています。下々の者用の門から遠慮がちに境内に入ると、正面に端正な本堂がありますので、まずはお参りし、左手の寺務所でご朱印を頂きます。
 この廬山寺、紫式部ゆかりの「源氏庭」という立派なお庭があり(写真右上)、私達も眺めてみたかったのですが、こちら廬山寺でも節分祭の準備に忙しく、残念ながら「源氏庭」は観覧できませんでした。次の機会に是非とも訪れてみたいです。(「源氏庭」の写真は、廬山寺のHPよりお借りしました)

7.妙音堂(弁財天)

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 私達はずっと上がってきた寺町通に別れを告げ、河原町今出川の交差点から少し北へ行き、賀茂川の出町橋方面へ右折します。出町橋手前右手にあるのが、「京都七福神」最後のお寺、妙音堂です。ご朱印をお願いしたところ、ご朱印を記帳して下さる方が外出中ということでしたので、ご朱印帳に記帳して頂く代わりに、ご朱印が記された紙を頂きます。ご朱印は紙という形になったのですが、お寺の方から七福神のお話や厄除けのお話など、ためになるお話を色々とお伺いすることができました。これにて「京都七福神」満願です。
 ここ妙音堂には、本堂の奥に六角堂がありまして(写真右上)、この六角堂を数え年の数だけ時計回りに周回すると、願い事が叶うそうです。私、孔明も十数分かけて××周、六角堂の回りを周回し、お願いをささげてきました。

「京都七福神」満願のご褒美 「出町ふたば」の豆餅

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 「7.妙音堂」のすぐ近くには、「名代豆餅」で有名な和菓子店「出町ふたば」があります。押しも押されもせぬ人気店で、この日もお店の前に三重の行列ができていました。私達、その行列にもめげずに、頑張って並んで買ってきました。
 豆餅(右上の写真下:170円)の他に、ご祈祷を受けたという大豆のお餅(写真真ん中:170円)、それに桜餅(写真上:180円)もありましたので、私達、「京都七福神」満願のご褒美に頂きました。何度頂いても、柔らかくとろけるようなお餅と、コリコリした豆と、餅の絶妙な塩加減と、甘さを控えた上品なあんこが最高な一品です。

 この「京都七福神めぐり」、七福神のそれぞれのお寺のご利益をはじめとしまして、生まれて初めて頂いたそれぞれのご朱印の達筆ぶりと、そのご朱印を頂くに当たってのお寺の方とのコミュニケーション、思いがけず見学することのできた新島旧邸に、京都大学のフレンチと出町ふたばの美味との出会い等、様々なことが盛り沢山の一日となりました。帰りの電車の中で、父がふと「今日は得るところの多い一日だったなあ」とつぶやいたのでした。

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(「京都七福神めぐり」旅程)
阪急梅田7:30ー(阪急快速急行)-8:11大宮8:30-(市バス6)-8:58鷹峯源光庵前…9:00遣迎院9:05…鷹峯源光庵前9:14-(市バス北1)-9:20紫野泉堂町9:28-(市バス北8)-9:45松ヶ崎大黒天…9:55妙円寺(松ヶ崎大黒天)10:05…修学院10:20-(叡山電車)-10:27出町柳…11:00京都大学フレンチ「ラ・トゥール」…京大正門前12:34ー(市バス206)-12:37熊野神社前12:45-(市バス202)-12:53裁判所前…13:00大福寺13:20…13:30革堂(行願寺)13:40…13:45新島旧邸14:10…14:15清荒神(護浄院)14:25…14:30廬山寺14:40…14:55妙音堂15:15…15:15出町ふたば15:35…出町柳15:44-(京阪特急)-16:42淀屋橋
※切符は、行きと帰りの阪急・京阪は土休日回数券、市バスはトラフィカ京カード1,000円券を使用。叡山電車は現金で支払い。1人当たり交通費計1,860円。

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